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犬嫁日記

usausa0917.exblog.jp

出産レポ③

陣痛促進の投薬をやめれば陣痛が遠のいてラクになれると思っていたおばかなusausa。
陣痛はラクになるどころかますます痛みを増していきました。
初産は13~4時間かかるとゆーけれど、もうとっくに過ぎていたし、普通ならもう生まれている頃。
「この痛みは一体いつまで続くの?」と体力的にも精神的にも参ってきていました。

夜は病室のベッドに愛犬と2人で横になり、ずっと腰をさすり続けてもらいました。
相変わらず痛みは増し続け、日付が7月4日になった頃には「腰をドリルで砕かれる」感覚になっていました。
愛犬に「いつまで続くの?」「もう殺して欲しい」と訴え出したのもこの頃から。死にたいと思うぐらい辛かったのです・・・
陣痛は相変わらず、2~3分間隔だったと思います。
前日の夜もほとんど寝れていなかった事もあり、痛みのない2~3分の間にうとうとする事もありました。

陣痛は耐えるしかないと思っていたので、usausaが自分からナースコールする事はなかったのですが、
見かねた愛犬が何度かナースコールをしてくれました。
ナースコールをしてもNSTと内診をしてくれるだけなんですけどね。進まないお産に2人共疲れ果てていました。

これは昨日の朝の診察で言われた事なのですが、日曜は投薬してのお産は行わないそうです。
なので、土曜の陣痛促進剤が効いて日曜にお産になった分に関しては取り上げてもらえるけれど、お薬が効かなかった場合は月曜まで待って再び投薬しての出産になるとの事。
これが聞いた時にはどういう事なのか分かってませんでしたが、後からとんでもない事だという事が分かってきました。
そして、深夜ナースコールをした時に愛犬が言ってくれました。
「昨日陣痛促進剤を6回も飲ませてこのまま月曜まで何もしないなんて苦しめているだけじゃないか」と。
普段おとなしく、人に噛み付く事なんてない愛犬がこんな事を言うなんて驚きました。
でもそのおかげで「朝になったら先生に相談してみます」と言われ、
結果、更に陣痛を促進する点滴をしてもらえる事になりました。愛犬に感謝です。

外が薄明るくなり始めた頃(まだ陣痛促進の点滴をする前)に1人で病室から陣痛待機室に移動し、
愛犬には「病室で仮眠を取ってシャワーを浴びてていいよ」と言っておきました。
この時の内診でやっと子宮口が6~7㎝になっていて、更に子宮口を柔らかくする注射をしてもらいました。
これだけ陣痛が長引くと母体だけでなくベビちゃんにも負担がかかるそうですが、うちのベビちゃんの心音は昨日から弱まる事なく元気そのもの(笑) 「やっぱり大きいから丈夫なんだね~」と言われました(^^;
でも大きいからなかなか下がってくる事ができなかったんですけどね。

陣痛待機室の隣が分娩室になっているのですが、usausaが痛みに耐えていると分娩室から何やら叫び声が・・・
愛犬の代わりに腰をさすってくれていた助産師さんに「みんな一緒ですよ」と言われ、なんだかホッとしました。
痛みの合間に「あの方はもうすぐ生まれるんですか?」と尋ねると「まだ子宮口は5~6㎝だけど、進みが早いから早いかも」とおっしゃっていました。案の定、朝食の時間までにはオンギャーという産声が聞こえてきました。
この日は出産ラッシュであちこちから陣痛を耐える叫び声が聞こえてきてました(^^;
usaより後から陣痛が始まった人がどんどん出産していき、自分のお産の進みの遅さに泣きたくなりましたが、
聞こえる叫び声にツライのは自分だけじゃないと心強い気持ちになりました。
「みんな一緒」「みんな頑張ってる」と自分に言い聞かせる事で、長い陣痛を耐える事ができたのだと思います。
by usausa0917 | 2010-07-20 19:38 | マタニティ【犬太出産】